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音がない時間も、曲の一部だから。戻る速さは、本人が決めればいい(オトハ)
- Lyrics
- Otoha
- Music
- Otoha
- Arrangement
- mistica
- Vocal
- Mahiro
- Time
- 5:30
君が何も言わないとき
僕は理由を聞かなかった
言葉にすれば楽になると
誰もが決めているわけじゃない
君が扉を閉じた日に
僕はその前を通り過ぎた
声をかければ応えることを
知っていたから呼ばなかった
君はいつも
平気な顔で
誰かの分まで
音を支えていた
だから今は
何も持たずに
自分のために
休めばいい
君が黙っている間も
僕は君を忘れない
音が鳴らないその時間も
君の一部だと知っている
戻ってきてとは言わない
待っているとも言わない
次の小節を空けたまま
僕は君の隣で弾いている
君が助けを呼ばないこと
昔からずっと知っていた
呼べないんじゃなく 呼ばなくても
僕がいると思っていることも
面倒なものを差し出して
当然みたいな顔をする
そんな君の甘え方を
僕だけはちゃんと覚えている
君はきっと
気づいてないね
何も言わずに
頼っていたこと
僕もずっと
気づかなかった
それが少し
嬉しかったこと
君が見えなくなる夜も
僕は君を探さない
見つけてほしい人ならきっと
自分からここへ来るから
無理に光を向けないよ
暗さを悪いと言わないよ
君の目が慣れるまで
僕は静かな場所にいる
君を救えるなんて
思っていない
君の痛みを
分かるとも言わない
それでも君が
手を伸ばしたとき
何も聞かずに
取れる距離にいる
それくらいなら
僕にもできる
君が昔
教えてくれた
鳴らないことも
音楽になる
だから僕は
音を足さない
君の休符を
奪わないように
君が黙っている間も
僕は君を忘れない
音が途切れたその場所から
曲は今でも続いている
次の小節が来たときに
同じ速さで入れなくていい
少し遅れて
探りながら
君の音で
戻ってくればいい
戻ってきてとは言わない
君なら戻ると知っている
空いた場所を埋めないまま
僕は続きを弾いている
君がまた
音を鳴らすまで
この休符を
君のものにしておく