NOCTILUCA

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燐光

燐光

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朝を待たない夜にも、互いの輪郭くらいは照らせる(あさひ)

Lyrics
NOCTILUCA
Music
Kanata, Chihiro
Arrangement
NOCTILUCA
Vocal
Asahi
Time
5:04
暗いほど
よく見える光がある


息を潜めた夜の底
声にならない声を聞いた
誰にも見つからないように
君は静かに光っていた

触れれば消えてしまいそうで
遠くから見ているだけだった
それでも揺れる青い影が
僕の輪郭を照らしていた

浮かばなくていい
朝を待たなくていい

ここが君のいる場所なら
僕もここにいる


深く 深く
沈んでいく

名前も境界も溶けるまで

暗い 暗い
この水底で

君の光だけを見ていた

救いじゃなくていい
答えじゃなくていい

消えそうな熱を重ねて
夜が明けるまで光ろう


空っぽ同士 抱き合えば
少しだけ寒さを忘れられた
欠けた場所は埋まらなくても
どちらの傷か分からなくなった

帰る場所から届く声を
聞こえないふりで伏せていた
君を失わないためなら
世界のほうを消せばよかった

離れなくていい
何も選ばなくていい

この腕の中にいる限り
僕らは壊れない


深く 深く
沈んでいく

昨日も明日も溶けるまで

暗い 暗い
この水底で

君の鼓動だけを聞いていた

正しくなくていい
戻れなくてもいい

二つの孤独を重ねて
ひとつの夜になればいい


光は
闇を消すためにあるんじゃない

ここにいると
伝えるためにある

君がまだ
消えていないなら

僕もまだ
消えずにいられる


深く 深く
沈んだ先

名前も輪郭も失くしても

暗い 暗い
この世界で

君の光だけは分かるから

救えなくてもいい
救われなくてもいい

消えそうな僕らのままで
互いの夜を照らして


朝が来ても
目を閉じていて

この光が
消えないように